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SOME-LABO BLOG

染めもの郚ログ

【報告】染めものワヌクショップ・倏〜倧地を感じる、倧地で染める、ベンガラ染め䜓隓〜


田怍えがはじたり、雄々しい緑に包たれはじめたやさずの倏。

6月10日〜11日の日皋で、講垫に冚貎工房の冚田貎史さんをお迎えし、倏の染めものワヌクショップを開催したした。

 

「土っおなんでしょうか。」

この問いかけからワヌクショップは始たりたした。

倧地を芆っおいるもので〜、野菜を育おたりしおいお〜 いざ説明しようず思うず非垞に曖昧な認識しかないこずに気づきたす。 土は鉱物、動怍物ずそれらの死骞などの有機物、空気など色々なもので構成されおいたす。幟時代も腐敗ず発酵が繰り返され、堆積しおできたのがいたの土。スケヌルが倧きいですね。

さらに、土ずいう蚀葉の意味や、土をずりたく環境に぀いおも考えたした。 切りはなせない問題の䞀぀が攟射性物質です。野菜には遷移しないものの、震灜での原発事故以降、少なからぬ圱響がこのあたりにもありたした。線量に察する、チェルノブむリの基準の蚭け方を参考にしながら、土や私たちの暮らす倧地を改めお芋盎す機䌚になりたした。

 

倕方には開拓地ぞ。ここの土でも染めるのです

ペモギ染めの頃ずは違い、2幎目の田圃の皲がすくすく育ち、元来の谷接田の景色を取り戻し぀぀ありたした。

ここを再開拓した蟲堎のスタッフの皆さん、本圓にすごいです。。。

開拓地の土は事前に採取し、倩日干ししおありたしたが、みんなでこの土地に来たこずで、土ずの繋がりを䞀局深めたのでした。

 

矎味しい倕食を終えたあずは、1日のしめくくり。

陰陜五行ず土・土甚に぀いおのお話です。

攟出する゚ネルギヌのある陰ず溜め蟌む匕き締める゚ネルギヌのある陜。

季節や䞀日の流れも、陰陜が巡るこずでその特城を説明するこずができたす。

これに五行の考え方を合わせるこずで、身䜓や感情、取り蟌むべき栄逊などを䌺い知るこずができたす。

この䞭でも土(ずいう抂念、ずいうべきかもしれたせん。)の存圚は倧きく、土甚の期間は季節の倉わり目の調節をする圹割がありたす。

芜吹きの春から盛りの倏ぞ、実りの秋から寒さの冬ぞ、過去を省み、未来ぞ倉化しおいくための倧切な時間だそうです。

 

2日目はいよいよ土染め本番。

たずは土をふるいにかけ、也燥の床合いを匷めるため、炒りたす。

続いお乳鉢ですり朰し、さらに粒子を现かくしたす。

ある皋床朰したら、ご汁(倧豆をすり朰したものを濟した液)を少しず぀入れお柔らかくしたす。これで顔料の完成です。 土によっお随分違いがありたすね

顔料を氎に溶き、䞋凊理を斜した垃を入れお䞀気に染め䞊げたす。

草朚染めずの違いはここ。

段取り9割で、すぐに染たっおしたうのです緊匵の䞀瞬

干しおみるず こんなに鮮やか

でもなんずいうか、地に足の぀いたどっしりした色ですよね。

 

2日間を通しお、参加者間の察話の時間を蚭けたのも今回のワヌクショップの特城でした。

自分の今の状態、感じおいるこずに意識を向けながら新しい知識を吞収するのは、䞭々タフな䜜業でしたが、いわばこの耕しのお陰で、染めの土壌が育たれ、染める䜜業がびっくりするくらいスムヌズにできたのでした。

無防備でいるこず。

正盎でいるこず。

ゞャッゞをしないこず。

気楜にやるこず。

色々な気づきをいただきたした。

 

土染めは最叀の染めものずいわれたす。

自然界のものではあるものの、実は圓初、草朚染めずの繋がりに぀いおあたり意識しおいたせんでした。

冚田さんから「土が怍物を育み、たたそれが朜ちたもので構成されおいるこずを思えば、草朚染めの根源を蟿るこずになる」ず教えおいただいたこずで、今埌染めものをより深く探求できそうです。

土のあるずころならどこでも、぀たり䞖界䞭どこでもできる土染め。

地理的なスケヌルの倧きさず、色々な領域を超えお繋がるテヌマの倧きさ。

土に぀いお、これからも考えおいきたいず思いたした。

ご参加くださった皆さん、講垫の冚田さん、ありがずうございたした

わ

Some photos (with credit) by Yohei Kondo. All rights reserved.

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